アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ(片山 弘子:MailNews 2017年7月号)

※ この記事は、KIESS MailNews 2017年7月号に掲載したものです。

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農場便り ~ジャガイモ収穫はお祭りだ!そしてスイカの季節がやってきた~

 

天候に恵まれて、ジャガイモは豊作!春に種イモを植えて、収穫の時期を待つ。人間のやることは、ほんの少しだけ。さあ収穫という時、若い人たちが集まってくる。お祭りだ。

合間に食べるアイスキャンディーが美味い!

無事に7月初旬に全量収穫を終えました。

 

竹ばかりが割れてしまう、の図

街のはたけ公園では大豆の種うえを、鈴鹿市内の親子向けに開催、そしてアトラクションには、スイカ割りでした。大豆が今年はちゃんと稔るでしょうか?秋が楽しみ。そしていよいよ、お待ちかねのスイカ割り。今年はスイカも大豊作!大きくて、甘くて、シャリっとした歯触りの美味しいスイカ。良く冷えておいしいね。

去年から参加を続けているお父さんも、スタッフと一緒に動いて、楽しくスムーズに盛り上がりました。

動画⇒ https://youtu.be/mwAmfXQnzyQ

 

2017 ガイアエデュケーション開催会場として

ガイアエデュケーションは、ユネスコ・グローバルアクションプログラム(GAP)と提携し、世界観・社会・経済・環境の4つのDIMENTIONで構成される、これからの社会づくりを推進する人材養成のための教育プログラムです。2017年4月から鈴鹿コミュニティをメイン会場にスタートしました。

オープニング開催にあたって鈴鹿に訪れた、学術ディレクターのジョバンニ・チャ―ロ氏は、視察を終えて、下記の文書をインターナショナルNEWSに発表しました。

「アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティは、EDEコースの開催に、完全にフィットしている。なぜなら、サイエンズ研究所およびスクールで、人間性の本質について研究する機関を同時に運営し、研究内容それ自体が、これからの社会の方向性を試行する上で、欠かせないものであるからだ。」

「人間の本性とは?人はお金を稼がなくても尊厳を持って生きられるのか?報酬なしでも意欲を失わないのか?競争がなくても進歩や発展はありうるのか?義務や責任げ全く人に課せられないとしたら、社会は崩壊してしまうのだろうか?職場でもし社員が自由に休みを取ったら、ビジネスは失敗するのだろうか?人はお互いに対立するものか?意見が異なるとき、人はお互いに仲良く出来ないのだろうか?組織やコミュニティに、もしランクや権威の関係がなくなったら、壊れてしまうのか?すべてがタダになったら、人は先を争って所有しようとするだろうか?」

プログラムの一部を公開講座とすることで、鈴鹿市民や、アズワン留学の学生も学びに参加しています。

5月度 辻信一氏 「グローバリズムから、ローカリゼーションへ」

7月度 水城ゆう氏 「自分とつながる」

 

自分らしくいられる場づくりおふくろさん弁当の講演会:京都市mumokuteki にて

今、自分のいる職場や場所で、自分らしくいられる場が出来ないだろうか、自分のことで考えてほしい。そんな主催者の願いから始まりました。

7月2日、日曜日。京都で初めての「おふくろさん弁当」の講演会です。場所は、外国人観光客や若者も賑わう寺町通りと御幸町通りに面した「ヒューマンフォーラム」ビル。その3階の無目的ホール。1・2階には、オシャレなカフェやグッズ、アンティークショップがあり、行列が出来るほどの人気店です。

講演会は、参加型のワークショップで、話を聞くだけの一方通行ではなく、一緒に考えてみようと企画されていました。プログラムにも「“自分達のことを話す”グループワーク」と明記し、時間も3時間半のロングタイム。その後は自由参加の懇親会。進行は、岩川貴志さん、大八木紘子さん。

懇親会には半分の30人ほどが残り、更に熱く、語り合いは続きます。

8時までの予定が、気づくと夜9時でした。そしてお開きに。延長できたのは、株式会社ヒューマンフォーラムさんのはからいです。会社自体がとてもユニークな取り組みをしている所で、この企画の協賛者になっています。そのお陰もあって、今回のようなメンバーが集まったのだろうと思われます。会社のホームページを参考に。

http://www.humanforum.co.jp

【参加者の感想から】
会社には、設立趣意書があり、社会への貢献を宣言しないといけない。会社は厳しい、かわいそうな存在だ。会社が会社の目的を第一義にするよりも、会社が働く人の幸福のためにあるという存在の仕方ができているという話で、これはすごいことだ。そういうことを社会全体で受け入れられたらいい。そのために自分は何ができるか?ぼくが考えたのが、自分の中にある一人ひとりの個人を敬意を持ってみるということ。自分の中で処罰して見てしまうと、結局社員を処罰する会社と一緒だと思う。自分がそういう存在になること。それが広がっていけば、世の中に少しでも役に立てるんじゃないかなと思いました。

(かたやま ひろこ:NPO法人えこびれっじネット日本 GEN-Japan 代表)

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