※ この記事は、KIESS MailNews 2012年2月号に掲載したものです。
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「街の縁側」は餅つきからスタート
1月4日,静かに新年スタートかな,と思っていたら,「申し込んでいないけど,行っても良いですか?」との問い合わせが続いて,総勢30人を超える親子,おじいちゃんおばあちゃんまでやってくることになりました。
高岡台から参加したご両親の感想
「ほとんど餅つきの機会がないので,いい経験ができた。子どもがこんなにみんなでワーって走り回っているのは珍しい。PTAの集まりでも,子供たちはそっけないんだけど。イキイキしていてびっくり。大人が楽しんでるからかな?」
火鉢のある風景
「納屋を整理していたらたくさんあったので」,と火鉢が寄せられている。里山で炭を焼いてもらったり,なぜか今年は街かどで岩手県のナラ炭が安く手に入るようになったりで,電気代のかかるエアコンはやめて,寒い日もストーブと火鉢に炭を焚いて過ごした。手あぶり用の台をつくってテーブル脇に置き,あとは足元を温めるために床に置いている。熱々のしょうが湯を飲みながら,手足を火鉢にかざして,なんとなしボワッと,ちょっと温かいかな。20代30代のスタッフたちも十能で火おこしを始め,来年は薪ストーブを入れようかなど,風景が変わり始めている。
リンカ(コミュニティ通貨)で冬野菜がたっぷり
「街のはたけ公園」もだんだん畑らしくなってきて,シニアを中心に結成されているシロウト野菜作り集団ベジタブルコミュニティ(通称ベジコミ)のメンバーも口コミで増え,野菜も日増しに美味しさを増してきた。白菜を育てながら虫がなぜつくのか研究している(???)人も含めて,採れた野菜は店番のいないリンカショップにその日のうちに届き,量り売り。写真の野菜は,しめて450リンカ。
第11回鈴鹿川流域環境展
鈴鹿市と亀山市の環境活動団体のメンバーとして,活動を紹介する機会がありました。NPO法人鈴鹿循環共生パーティー,鈴鹿カルチャーステーション,KIESSの活動紹介で,未来の里山プロジェクト,里山の小道の紹介と,段ボールコンポストの実物展示が関心を呼びました。
乳幼児からお年寄りまで,初めてSCSを訪れる人が少しずつだが増えている。行政にも認知され始め,街の人にもっと気軽にチョイスしてもらえるようになったらいいなと思っています。
(かたやま ひろこ:鈴鹿カルチャーステーション理事)
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