※ この記事は、KIESS MailNews 2016年9月号に掲載したものです。
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NPO活動
「さんだ住まいるチーム」就任式
7月2日、三田市への移住を勧める「さんだ住まいるチーム」メンバー6人の就任式が、森市長のご希望で我が里野山家で行われました。就任通知書が市長より一人一人に手渡され、市長のお話に続き各自の抱負を述べました。里野山家特製の鹿肉料理の昼食を済ませ(市長以下完食)、全員で付近を散策しました。右の写真はモリアオガエルの卵を見ているところです。
木彫壁掛けづくりワークショップ
7月30日、酒井地区在住の木彫名人前川武比古さんに指導してもらい、木彫壁掛けづくりワークショップを開催しました。可愛い壁掛けが出来ました。
関学生と三田市の交流会
8月7日、羽束川の鮎掴みで関学生と三田市が交流しました。当里野山家からはロケットコンロと羽釜を持出し、学生さんたちと一緒にご飯を炊きました。市長、副市長、教育長も参加され、郷づくりに学生さんたちの力が期待されています。
ミニ太陽光発電ワークショップ
8月21日、ミニ太陽光発電ワークショップを開催しました。参加者は5組16人でした。当NPO岩川理事の指導により、みなさん熱心に組み立てられ、失敗がなかったので順調に進みました。今回自分で組み上げた小学4年生の女の子が最年少記録を打ち立てました。
高平郷(さと)づくり協議会(以下郷協)のメンバーとしての活動
地域や市の祭りに出店
7月17日高平ふれあい祭り、8月6日三田祭りで「高平郷づくり協議会」の幟を掲げて綿菓子の店を出しました。三田祭りでは470本の販売を記録し、待ち時間1時間半の行列が出来ました。おかげで綿菓子づくりの腕前が上がりました。郷協の名前も少しは知られるようになったでしょうか。
ロケットコンロワークショップ開催
9月3日と11日、ロケットコンロワークショップを開催しました。郷協では高平地区の14自治区毎に災害時に備えロケットコンロを1台ずつ置くことにして予算を確保しました。各区から人を出して貰い、里野山家が指導して自分の区のコンロを作って貰いました。ある区からは非常に器用な方が来られ、完成まで1時間15分の最短記録を作られました。(普通は3~4時間)
里山整備
里野山家裏山の檜の伐採完了に引き続き広葉樹の植栽を始めますが、鹿の食害を防ぐために周囲に網を張りました。それに先立ち内側の小スペースを網で囲みクヌギの苗を仮植えしましたが、順調に育っています。
里道を遊歩道に整備
里野山家の裏山から地元のお寺友松寺まで昔からの里道が細々と残っています。NPOの活動としてこの道をボランティアの手で遊歩道に整備して郷おこしに役立てようと計画し、区長さんに提案したところ役員さん方の賛同を得て下さいました。この里道は複数の私有林に跨っており、区長さんと村の長老さんに同行して貰い、山林所有者に立ち入りや不要木伐採の了解をいただきました。付近には炭焼き釜跡や猪のヌタ場や大船山を背景にした集落の展望が開けたところがあり、遊歩道の名所に出来そうです。9月から竹林の伐採を始めました。
里野山家の暮らし
蕎麦づくり
8月15日に蕎麦畑に、自家製生ごみ堆肥、木灰、半年置いた尿を散布し、小型耕運機で混ぜてから半月置いて、8月30日と9月1日に去年収穫した種を蒔きました。他所の畑に比べ大分遅かったのですが、今のところ順調に育っているようです。(タイトル写真右下)右の写真の蝶は何故か尿を撒いたところに寄って来たものです。何かの成分に引き寄せられるのでしょうか。
地域の伝統行事の写真記録
7月8日は「高売布神社夏祭りおせんど」で、太鼓を先頭に子ども達や大人が本殿の周りを廻ります。7月22日は「稲荷祭おせんど」でした。
(さとう しゅういち:KIESS事務局・NPO法人里野山家代表)
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