滋賀をモデルとする自然共生社会の将来像とその実現手法

独立行政法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター
社会技術研究開発事業 研究開発領域「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」

滋賀をモデルとする自然共生社会の
将来像とその実現手法

最終更新:2012年5月31日

 

統合評価モデルの利用データ

 本研究プロジェクトでは、持続可能な社会の実現シナリオを作成するためのの定量的裏付けとして社会経済の将来推計モデル(ExSS)と、ロードマップ作成手法(BCM)を活用した。ここでは本プロジェクトで使用した入出力データを公開する。

 

● ExSS(Extended Snapshot Tool) について

プロジェクト内で使用したツールならびに入出力ファイル(zip形式,7.8MB)
Extended SnapShot Tool(ExSS)について(PDF,130kb)
(上のファイルに同梱されている「readme.txt」と同じ内容です)

● BCM(バックキャスティングモデル) について

「ひがしおうみ環境円卓会議」で作成したロードマップの体系図(PDF,310kb)
(用紙サイズが 1,190×400mm となっておりますので、印刷時にはご注意ください)

 

 

「ひがしおうみ環境円卓会議」の成果について

 2010年2月~2011年8月まで開催した「ひがしおうみ環境円卓会議」では、その成果を広く普及させることを目的に、様々な試みをおこなった。ここではその成果をWeb版として公開する。

 

● パンフレット「ひがしおうみ環境円卓会議 2030年東近江市の将来像」

higashiomi-vision-panph

パンフレットをダウンロード(PDF,2.4MB)

 「ひがしおうみ環境円卓会議」のなかで集約されてきた議論を集約して、持続可能な地域の将来社会像を広く理解しやすい形で表現した文章を、会議メンバーとの協働作業により作成した。地域社会の多様な側面に応じて、

コミュニティ / 医療・福祉 / 教育・子ども / 雇用・就業と産業
食・消費・ごみ/ 自然とのかかわり / 交通 / エネルギー

の8章からなる文章形式とした。完成した文章は「ひがしおうみ環境円卓会議 2030年東近江市の将来像」としてパンフレット形式で一般向けに公開、東近江市における取り組みを紹介する際の資料として広く配布している。

● 東近江市政広報番組「2030年 持続可能な東近江市の環境まちづくり」

 上記のパンフレットの作成にくわえ、持続可能な将来社会のビジョンをより広範に、かつ感覚的に理解、共感を得やすいかたちで表現するための試みとして、2011年3月21日から27日のあいだ、東近江市内の全世帯のうち約半数が加入しているケーブルテレビ局「東近江スマイルネット」の協力により、同局の市政広報番組として「2030年 持続可能な東近江市の環境まちづくり」と題した将来社会像の紹介番組を放映した。

 同番組は、本プロジェクトにおける東近江市でのこれまでの取り組みと意義、位置付けを説明するだけではなく、ひがしおうみ環境円卓会議での議論の成果をイラスト化し、アニメーション形式で紹介することにより、文章上では伝えにくい自然共生社会の「イメージ」を直感的に伝えることを意図した。これまでに議論された内容をより的確に表現するために、アニメーションの作成や番組中のナレーションはすべて円卓会議の参加者や事務局メンバーが自らおこなった。

 この動画は、関係者各位ならびに東近江スマイルネットの許諾を得て、ひがしおうみ環境円卓会議事務局(東近江市役所市民環境部生活環境課に設置)によりアップロードされたものである。